司法書士もその他の士業も、今ではホームページを持つのが当たり前のようになっています。

と言いつつ、グーグルで「司法書士 松戸」をキーワード検索してすぐに発見できる松戸の司法書士事務所の数は8でした。

松戸には現在、司法書士が約50名います。司法書士事務所に勤務している(雇われている)司法書士もいますから、事務所が50個あるわけではないですが、それでも40事務所くらいはあるとは思います。

その中で、ホームページを持っている松戸の司法書士事務所は8つですから、実に5分の1です。広く一般の市民を顧客とする業種であれば、今どきはホームページがあるのが当然でしょう。

それなのに、松戸の司法書士事務所のうち、5分の1しかホームページを持っていない理由といえば、それは決してパソコンやインターネットが苦手だからではないはずです。

現在の司法書士業務は登記申請をするにも、インターネットを利用してのオンライン申請が当然ですから、パソコンを使いこなせない司法書士は(たぶん)いません。

それに、現在では簡単に司法書士事務所等の士業ホームページを作ってくれるサービスもありますから、作りたくても作れないということは(たぶん)ありません。

したがって、松戸の司法書士事務所の5分の4を占める、ホームページを持たない司法書士事務所は、ホームページを持つ必要性が無いのだと思われます。

つまり、従来の司法書士は、銀行、信用金庫等の金融機関や、不動産業者からの依頼により業務を行っています。一見のお客さんは、時折、事務所に飛び込んでくる方ぐらいで、基本的には一定の取引先との付き合いが中心です。そのため、ホームページを見て、相談してくるような顧客はそもそも必要としていないのでしょう。

ちなみに、これは弁護士も同じようなものだと思われます。今でこそ、ホームページを開設して、広く相談者を受け入れる弁護士事務所も増えてきましたが、かつては紹介がある場合のみしか、相談できない弁護士事務所が多かったはずです。弁護士事務所は今よりも更に敷居が高かったのです。

よって、ホームページを持っている司法書士事務所は、不動産登記業務を中心とした従来型の事務所とは違う、債務整理などに積極的に取り組んでいる司法書士事務所に限られるのだと考えられます。

債務整理の相談を広く受け入れるとすれば、一般の方に門戸を開く必要があります。そのためのツールとして司法書士事務所のホームページは最適だからです。

なお、8つの事務所以外にも、ホームページがある松戸の司法書士事務所も存在するのかもしれません。しかし、グーグル検索で、職業名(司法書士)× 地域名(松戸)ですぐに発見できないホームページは存在しないのと同じと考えて良いでしょう。

たんに「司法書士」のキーワード検索のみで上位表示させるのは至難の業です。というより、個人事務所がいくらSEOに力を注いでもグーグルの検索結果で1ページ目に表示させるのは不可能に近いでしょう。

けれども、自分が司法書士に相談する際に「司法書士」のキーワードのみで検索する方は少ないでしょう。それで望む結果が得られない場合、そこに地域名を加え「松戸 司法書士」のようにするのが通常ではないでしょうか。

また、ホームページを作る側からしても、松戸の司法書士がホームページを作れば、「松戸」「司法書士」との文言は何度も登場するはずですから、自然とある程度の位置に表示されるはずです。

それに、今ではグーグルの検索精度も非常に高くなっていますから、松戸の司法書士のホームページであれば、少しくらいSEO的に拙いものであっても、うまく検索に引っかかる可能性が高いと思われます。

そのような状況にもかかわらず、「司法書士 松戸」のキーワードで発見できないのであれば、やはり存在しないのと同じだと言っても、決して言い過ぎでは無いでしょう。

ただし、「司法書士 池袋」のように、同業者が多数いる地域名の場合は全く状況が違うとも考えられますが、それはさておき。

では、「職業名 × 地域名」での上位表示はそれほど難しくないとの前提に立ち、それ以外にSEOに力を入れるべきは、どのようなキーワードであり、それによる上位表示をどうやって実現させるのでしょうか。

と、本題に入る前にジムのレッスンに行く時間になってしまいました(今は、スタバでコーヒーを飲みながら書いています)。よって、続きはまた今度にして、失礼いたします。

「司法書士 松戸で現在2位
債務整理 松戸で現在4位