自分とある程度、近い位置にいる人とでなければライバル関係は成立しません。松戸の司法書士である私と、米アップル社の創業者である故スティーブ・ジョブズ氏とではライバルになり得ません。
都道府県でいえば、千葉県と埼玉県は永遠のライバルと言って良いでしょう。千葉県と茨城県が一括りにされることに違和感を感じるのは、私が千葉県育ちだからでしょうか？
ところで、千葉県北西部（いわゆる東葛地域）の永遠のライバルと言えば、松戸市と柏市であるところに異論は無いでしょう。松戸市の場合、隣接する市川市をライバル視する向きもあるでしょうが、市川市のライバルと言えばやはり船橋市です。
となれば、松戸市のライバルは柏市とするのが万事丸く収まります。松戸市のライバルが市川市であるとすれば、柏市のライバルがいなくなってしまいますし。
さて、松戸市と柏市を比較した場合、商業地域としては柏市、とくに柏駅周辺の繁栄ぶりが印象的なところです。デパートといえば伊勢丹が一つあるだけの松戸では、柏に遠く及ばないことは潔く認めるしかありません。
一方、松戸には、千葉県庁の出先機関である「東葛飾支庁」があり、さらに地域唯一の裁判所があることからも、行政や司法の中心は松戸市であるとのプライドを松戸市民としては持っていたわけです。
しかし、平成16年4月1日に東葛飾支庁は廃止され、船橋市内に新たに設置された「葛南県民センター」と、 従来からある松戸の東葛飾合同庁舎内の「東葛飾県民センター」との2県民センターに変わりました。
それでも歴史的な経緯もあり、今後も松戸市がこの地域の行政の中心であることに変わりはないでしょうが･･･。
また、柏市は2005年（平成17年）3月28日に沼南町を編入したことで人口も増え、更に勢力を拡大しているところです。
そんな柏市に比べ、さしたるニュースも無いように思われる松戸市ですが、司法書士である私としては、松戸にある裁判所が東葛地域（松戸市、野田市、柏市、流山市、我孫子市、鎌ケ谷市）の全てを管轄しているというのは非常に重要なことです。
今後、裁判所が新設されることは無いでしょうから、司法書士や弁護士を探すなら柏市より松戸市と依頼者の皆様にお考えいただきたいものです。
と、どうでも良いような雑談になってしまいましたが、松戸の裁判所が管轄する6市の人口と、司法書士の分布についてのページを作成したので、よろしければご覧ください。
