只今、スポーツクラブにおります。次のレッスンまで時間が空いてしまったので、パソコンを開きました。ノートパソコンとポケットWi-Fi(ソフトバンクC01HW)を持ち歩いているので、どこでもインターネットが使えて便利です。
ところで、このポケットWi-Fiはソフトバンクの製品なのに、なぜかイーモバイルの回線を利用しています。最近は、イーモバイルの回線が以前より繋がりやすくなった気がするのですがどうでしょう・・・?一緒に持ち歩いているドコモの携帯電話と比べるとまだまだ全然ですが。
司法書士の業務においても、外出先でインターネットが使えるというのは革新的な進歩です。メールが使えたり、事務所のファイルサーバーにアクセスできるってのは、他の業種でも同じ話ですが、司法書士にとっては登記情報提供サービスが利用できるのが大きいです。
この登記情報提供サービスを利用すれば、法務局(登記所)に行かなくとも、登記簿謄本(登記事項証明書)の記載内容を確認することができます。なお、画面で見るだけでなく、印刷をすることも可能ですが、登記事項証明書のような「証明書」としては利用できません。
かつて、登記簿がコンピュータ化される以前は、登記されている内容を知るためには現地の法務局に行く必要がありました。登記簿を閲覧するために朝一番で法務局に向かうというのも、司法書士事務所の補助者にとっては日常のことでした。
なんだか随分と昔の話のことのようですが、私が司法書士事務所で働き始めたのは、まだほんの10年も前の話です。その頃であっても、司法書士事務所にあるパソコンは単に登記申請書を打ち出す、ワープロのような用途のみに使われているのも普通だった時代です。
今は登記申請もインターネットによるオンライン申請が可能ですから、その気になれば、外出先からオンライン申請をすることも可能なはずです。ただ、申請だけなら出来ても、その下準備としてスキャナが必要だったり、その他の環境を万全にするのが大変そうです。
ワンボックスカーの中に環境を整えれば移動司法書士事務所も可能ですが、司法書士は事務所で仕事をしなければならないと司法書士法で決まっているので、移動事務所は難しいかも・・・。いずれにせよ、司法書士が法務局の周りに軒を寄せて仕事を待っている時代で無くなったのは事実です。
思いつくまま書き殴った雑談になってしまいましたが、司法書士業務の更なるIT化についてはもっと研究してみたいと考えています。